髪のしくみ

髪のしくみ

髪は爪と同じように皮膚の一部分が変形したものです。
ですから、頭皮とは皆さんが思っている以上に深いつながりがあるのです。

主な成分はお肌と同じタンパク質。髪の80%はタンパク質からできていて、約20種類のアミノ酸から成っています。
他の成分は水分、脂質、メラニンなどです。

髪の構造

髪の毛は、3つの層からできています。中心にあるのがメデュラ(毛髄質)。メデュラは人によってあったりなかったり、同じ人でも髪によってあったりなかったりするそうです。タンパク質でできていて空洞がたくさんあり、空気を含んでいるらしい、というくらいしかまだ分かっていないそうです。



その周りにあるのが、コルテックス(毛皮質)。コルテックスはフィブリルという縦に並んだタンパク質の繊維とそれを横につなげるマトリックスという部分から成り立っています。フィブリルとマトリックスのまとまりでさらに一つのフィブリルを作り、その周りにまたマトリックスがあるという二重構造になっています。こうして縦横にしっかりつながったコルテックスによって髪に強度が出ます。また、髪の中でメラニンを最も含んでいるのも、水分を保持しているのもコルテックスです。ちなみに「しなやかな」髪の水分量は、その体積の10%〜15%。髪の太さや色や強さなど、いわゆる髪質を作るのはコルテックスの状態なのです。

一番外側にあるのがキューティクル(毛表皮)です。魚のウロコのように薄い膜が重なり合っていて、中の組織を守っています。また、キューテイクルは中から水分が蒸発しすぎないようガードしたり、頭皮から出る皮脂で薄い皮膜を作って防水の役目も果たします。